先日、住んでいる地区の「二歳児歯科健診」に行ってきました!
お誕生日頃に案内が届くはずでしたが、コロナのため、だいぶ遅れての健診でした。
結果からお話しすると…
惨敗。惨敗でしたーーーー(;o;)
一歳の頃は本当に歯磨きを嫌がり、なかなか口も開けてくれず苦労しましたが、二歳頃には協力的になって随分やり易かったのに。。
まぁ今までの汚れの蓄積はあるだろうけど、ギリギリ大丈夫でしょう!
と思って臨んだ私の自信(というか希望)は、見事に打ち砕かれました。
■汚れが落ちきっていない。
■色素沈着だと思っていた歯の黄ばみは、虫歯予備軍。
■糖分を摂りすぎでは?
先生のお話で衝撃だったのは、下の二つです。
私の楽観視は完全にお門違い、母としての自覚に欠けていたのです。
わが家の糖分事情
糖分についてですが、わが家は甘いものが大好き。
それこそ日々の楽しみとして、我ながら山ほど食べています。
これはある日のおやつ。
こんな感じのを二人で半分こ、息子の分はカットしたりして食べていました。
隠れ肥満チェックはしつつ、息子も私もどちらかというと痩せ型なので、油断していました…。
10時のおやつ、15時のおやつ、と称した、ちびちびとしたスイーツタイム。
おしゃべりしながら楽しい時間でした。
もちろんチョコレートやキャラメルなど、まだ早いだろうという物はあげませんが、時々私の食べているクッキーの端っこだの、ケーキのスポンジ部分だの…。
よく考えたら味濃い!子供用のより糖分たんまり!
私本当にどうかしていた(遅)。
極めつけはグミです。
「アンパンマングミ」をパケ買いさせられ、出してあげて以来、グミに取り憑かれた息子。
喉に詰まらないよう、1粒を4,5等分にして出していましたが、口内にいる時間が長いお菓子は虫歯リスクが大きいのだそうです。
そういえば、グミが好きすぎて、気づいたらまだ口の中で舐めてた!ということがあったなあ…あれも増幅させてたのかあ…(遠い目)
冷静に考えれば分かることなのに。
本当に馬鹿です。
あと注意されたのがジュースの量。
こんな風にカフェに行けば、たまにだからとジュースを頼み。
野菜を摂る名目での市販の野菜ジュースに加え、ビタミンが身体に良いかとミキサーで作る生ジュース。
これらも「毎日では多い」と。
そうだよね。
量を気をつけていたつもりだけれど、言われて初めてハッとするって、私の意識の低さ大丈夫?
母には「そういえば知り合いのお家は5歳まで一切あげないと徹底していたわ」という、何気ない一言にも激凹み。
いやいや凹んでいる場合じゃないよ。
一番かわいそうなのは息子。
まだ二歳なのに虫歯予備軍用意しちゃった私ってなに?だれ??
今度フッ素を塗りにきて!との指導を受け、帰宅。
この日から息子と私の闘いの日々が始まりました(本当の地獄はずっと後…)。
いら立つ息子
急に大好きなグミを減らされ、愛していたお風呂上がりのジュースを牛乳一択にされ(お茶は各種いつでも置いてある)。
息子のいらいらは、どんどん溜まっていっているように見えました。
絶賛イヤイヤ期なので、まぁ普段からキー!となる事はありましたが、頻度が増えたような。
チョコは中毒性があると言いますが、きっと糖分自体にもあり、それが身体から抜けるまで辛いだろうね…と主人と話していました。
落ち着いてきたのは、5日経った頃でしょうか。
諦めたのか何なのか、あまり、◯◯食べるだの◯◯飲むだの言わなくなりました。
と思ったら、私が部屋を出た隙に「ぱぱー。ぐみたべる。あそこにある」と言ったり(・∀・;)
主人が断ると「あるんだよ!たべるんだよ!!」と怒鳴ったそうです…がくがくブルブル。
彼なりの葛藤があったのだと思います。
フッ素当日、地獄を見た
検診の日は泣きもせず、先生や衛生士さんのお話も静かに聞けたので、帰りにトミカを買ってもらった息子。
「はいしゃさんたのしかったの!」と祖父母に報告していました。
それなので、少し安心していた私。
今となっては、毎度毎度甘いんだよっ!と肩を掴んで揺さぶってやりたい気分です。
前回の先生は不機嫌顔の初老の男性。
今回フッ素をしてくださる方は、優しいおばちゃまといった感じの女性衛生士さん。
これは行けるでしょう!と思ったのも束の間、衛生士さんのお膝に頭を乗せた途端、「おりるうううううううう」。
えっ
からの、もう私もパニックで、というか事態が目まぐるし過ぎて何が何だかうろ覚えですが、大人3人で押さえつけながらの、チェック兼ねての歯磨き。
「お母さん危ないからしっかり押さえてね!」と言われ、はい!と答えたものの、泣き叫ぶ息子を押さえつける苦しさ。
だって「ぎやああああああ」「ままああああああああ」「こわいよおおおおおお」って泣くんですよ。
叫び過ぎて汗だく、咳き込んでいるし、声にならない叫びもあったり、脳が切れちゃうんじゃないかと怖かった。
私のこと呼んでるのに私に全力で押さえつけられてるって、どんな絶望と恐怖でしょうか…
自分のせいでこうなっているのに、泣いてしまいそうでした(どこまでもダメな母)。
その感情がダダ漏れていたのか、次のステップどうします?と聞かれる始末。
今日は1,2,3ステップあるけれど、もうお母さんも辛いでしょうし止めてもいいですよと。
息子、その時は地面にいました。
診察台にくっ付いている、器具のたくさん乗った台を蹴り上げ、ふらふらで地面に逃げて行き、「こわいよおおお」と泣いていて。
でもここまで頑張ったのに、3ステップ目のフッ素までやらずに帰るなんて。
こんなに泣いた意味がないじゃないの!!
なので、続けてくださいとお願いしました。
後で、帰って欲しかったんじゃないかと心配になり、「こんな蹴ったり泣いたりする子いますか」とお詫びしつつ伺うと、あるあるですよ〜と言ってくださり、お気遣い下さったのかもしれませんが救われました… (。pω-。)
2ステップ目は抜かして「とにかくフッ素はしよう」ということになり、再度同じ体勢に。
息子を地面から引っ剥がすの、本当に大変でした。
うちの子は大きい方なのですが、それでも二歳なのによくあんな力出るな(OωOlll)
私も汗だくで再び押さえつけ、息子は歯茎の所に綿?を詰められ、本当は数分放置しなくてはいけないところ、ささっと塗ってささっと解放していただきました。
はあ。。終わった。。。(その場にいた全員の心の声)
私に抱きついて離れず、まだこわいこわいと泣いている息子。
今朝起きた時の「きょうがんばれそう」とニコニコしていた様子。
ここへ到着した時の「にさいです!こんにちは!」と笑顔で挨拶していた顔。
そういうのが全部浮かんで、さっきまで押さえつけていた自分に、ぞっとしました。
もう金輪際やりたくない。
これからもっときちんと管理してあげなければいけないと、強く思いました。
磨き方と歯磨きグッズの選び方
簡単な歯磨き講習みたいなものも、一対一で教えていただきました!
なんと、こんな地獄を見たのに嘘のようですが、私の磨き方はバッチグー(古)。
一本につき小刻みに動かしていたのが、すごく良いそうです。
目安は一本につき10往復だとか。結構時間がかかるので飽きないように工夫が必要そう。
やらなければいけないのは、口に指を入れ、磨いている部分に合わせ、唇を上に下に横に押し広げること。
歯の上の部分まで確実にブラシを当てるためには、思い切ってぐいっと広げることがマストだそうです。
実践してみると確かに!今までより格段に磨き易く、視界も開ける!
痛いかと遠慮していましたが、口を横に引っ張るのは痛くないんですよ、とのことでした。
あとはブラシのチョイス。
今まで、もともと歯磨きが好きではないので、少しでも楽しくなるようにと、息子と買いに行き選ばせていました。
しまじろうだとかアンパンマンの、「◯歳〜◯歳用」の年齢が合うもの。
しかしそれだけでは充分でなかったようです。
私の持参した歯ブラシは即NGでした(´°Δ°`)
「息子さんはもう全部生え揃っているから、このブラシでは柔らかすぎるしヘッドが小さい。これは前歯用ですよ」と言われました。
衝撃…!何のための「◯歳」表示なんだYO。
もしかして後ろとかにちっちゃく注意書きがあったんだろうか(取説苦手勢)。
準備してくださった歯ブラシをお借りし、汚れが見えるようピンクに染められた息子の歯を磨いてみると、これまた目から鱗。
さっき持参したブラシで無反応だったピンク達、どんどん居なくなってゆく!
毛が硬くて痛くないか不安でしたが、嫌がらないのでそれも無さそう。
何より奥歯の窪みにフィットすると感じました。
光の速さで名前を伺い、Amazonで迷わず10本セットをポチ!(1本使用中なので写真は9本)
「オーラルケア マミー17」の「M」です。
S,Mとあるのですが、これは大きさではなく(大きさも違うのかもだけど)、Sはソフト、Mはミディアム。
つまり毛先が柔らかいか普通か、ということで、息子にはもうMで良いとのことでした。
その他、フッ素入り歯磨き粉の使用も勧められました。
「ぐちゅぐちゅぺっ」がまだ上手く出来ないので、使用は早いかと思っていましたが、出来なくても構わないと。
米粒程度をブラシに乗せ、磨いているうちに唾液でかなり薄まり、それくらいなら飲み込んで平気ですよ、だそうです。
気になるようならガーゼ等で拭うと良いそうです。
色々な商品の写真を見せていただきましたが、息子は「いちご」に弱いので、迷わずイチゴ味のをポチりました!
いいにょーーい!(いい匂い)だって☻
私も昔こんなの使ってたなと懐かしくなる甘い香りです。
おすすめのアプリ
歯磨きに対する認識の甘さを露呈してきた私ですが、そんな駄目母を助けてくれているおすすめのアプリがあります。
それは「ポケモンスマイル」(無料)。
自分の顔を見ながら歯磨きが出来るのですが、お口の中にピカチュウやイーブイなどがいてくれて、歯に付いているバイキンが落とされていく様子が、アニメーションで見られるのです。
可愛すぎませんか〜〜〜!!!
最後にボールを投げる事が出来るのですが、上手に磨けた時はモンスターをゲット出来るんですよ!
しかも歯磨き中のわが子の写真が、自動で4枚撮られており、それを選ぶのも毎回の楽しみ(親ばかの私は大喜び)。
これはオンオフ出来るので、必要なかったり嫌であれば、オフにすれば大丈夫です。
わが家は息子がお気に入りの一枚を選び、背景を変えたりして遊んでいます。
歯磨き時間も、1分、2分、3分と初めに設定します。
この時間内でしっかり磨き、モンスターを捕まえる。
一度歯磨きを終えると、すぐもう一度やろうとしても「また後で」というようなメッセージが出ます。
そのため捕まえる事に夢中になり、磨きすぎで歯を痛めるという心配もありません(歯の磨きすぎで口内を痛めた私)。
〜まとめ〜
途中ただのダメ親日記と化していましたが、最後までお読みくださり、ありがとうございます!
歯磨きは大事と子供の頃から教わっていたのに、なんでこうなったんやろ…
理由は一つ、息子の笑顔が見たいからですねーー。
美談にするつもりは全くありませんが、息子が美味しいと喜んだり、きれいだね!とグミを眺めている姿を見て、幸せになっちゃったんですね(*-ω-*)
でもそんなのを軽く超えてくる、泣き叫ぶ息子を押さえつけなければいけなかったショック。
トラウマになったらどうしようと思いましたが、はいしゃさんこわいんだよーと言うことはありますが、とりあえず歯磨き嫌いにはなっていないようです。
自分のエゴで子育てをしていないか、は常に気になる点ですが、今回完全にやらかしていたなあ。。
息子に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
希望があるのは「この虫歯予備軍が永久歯でも生き残るのでは?」と伺ったときに、「それはありません」と言われたこと。
そうではなく「今の生活習慣が永久歯を虫歯にする(そちらに導いてしまう)」のだそうです。
これは肝に銘じておかなければいけないお言葉でした。
歯磨きを億劫がり逃げる息子に疲れたり、転んで可哀想だからと少し多く甘い物をあげたくなったり。
そういう自分を感じた時に、真っ先に思い出し、いかんいかんと律することの出来る言葉です。
そして、まだチャンスがあるのだ!と明るくもなれるメッセージでした。
はあーーー子育てって何もかも難しい!
正解はないと言うけれど、今回に関しては100%間違っていました。。
未来の息子が健康に過ごせるよう、好きなものを楽しく食べられるよう、歯磨きライフ頑張っていきます。
同じ思いを、ご苦労をされている方!一緒に頑張りましょうね!!