旦那さんに言われた言葉に驚きました。
自分の子供が欲しい、と。
は い ? ? ?
それが難しいかもしれないこと、可能性として低いだろうこと、結婚する時に充分想像出来たのでは。
ひとの気持ちって7年あれば変わる。
愛しているから家族を作りたいと思って、初めてそれが出来ないだろうことの重さ(彼にとって)に気付いたのかもしれない。
でも!
24歳下といっても、もういい大人であるわけで。
結婚当時は20代前半、まだまだ若いけれど、結婚すると決めた以上、もう一家の柱になる覚悟はあっただろうに。
自分がこの先どういう人生を望むのか、望む可能性があるのか、もう少し考えて結婚したら良かったと思う。
なんて。
結婚して幸せだった時間については、私は知る術もなく。
知らないのに、考えて結婚したら?もおかしいと思うのだけど…
ただ、私は高齢出産ではなかったけど、子供が出来にくい身体でした。
いくつかの方法で治療をして、タイミングがラッキーだったのか何なのか、子供を授かることが出来ました。
でもその過程で「望めないかもしれないよ」と診断されたこともあり…
その時はすごく絶望だった。
悲しかったし主人に申し訳なくて。
けれど主人が言ったのです。
出来なかったらわんこを迎えればいいじゃん。
子供は欲しいけど、子供どうこうの前に、俺はあなたと結婚したんだから。
いやー!いい台詞です。笑
というか真面目に、本当に救われた。
これだけは一生忘れないと思う。
日々「なんでこんな散らかすの」「なんって気が利かないの男って!」とイライラ〜ッとするし、主人もそれに反撃してきて、数日険悪なまま過ごすという喧嘩が絶えませんが(-ω-)
それでも一生忘れない。
だから。
あの時あんなに救われたから、今回貴理子さんのお話を聞いて、すごくショックでした。
こうして外野もいいとこの私が、勝手に悲しんだり怒ったりすることほど鬱陶しいものはないと分かっているけど。
大丈夫、とご本人が言っている限り、「大丈夫だ」と自分に言い聞かせている場合もあるし、静かに見守り応援するのが一番だと思っているけど。
涙が出ました。
お別れする原因が、本当にそこなのかも分からない。
他に原因があって、それを切り札に使い別れを切り出してきたなら、人として神経を疑うし。
本当にそこが理由なら、もっと違う言い方をしてほしかった。
どれもこれも「私なら」だから、何も意味はありませんが…
一緒にいてくれて感謝だ、という貴理子さん。
温かくて素敵な女性。
これからの新しい未来が、もっともっと素晴らしく楽しいものでありますように。